今、輸血用血液の在庫が全国的に不足しているのを皆様ご存じでしょうか?
ご覧になった方も多いと思いますが、昨年の3月あたりからコロナ禍による血液の在庫不足についてTVニュースやネット記事などで取り上げられております。
「日本赤十字社によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で献血イベントの中止や延期となったことに加え、外出の自粛によって献血協力者が減ったことが原因のようです。」 (日本トレンドリサーチ記事引用)
「16歳~69歳の健康な男女63.9%が献血に行こうと思わない」 との調査結果も出ています。本記事の下部に日本トレンドリサーチの記事のリンクを貼っておりますので、そちらもご覧いただければと思います。
また、山形県赤十字血液センターによりますと、山形県でもすべての血液型の「400㎖献血」が不足しているとのことです。
★400㎖献血とは・・・人間一人ひとりの血液は、血液型が同じでも微妙に違っています。そのため複数の献血者の血液を合わせて輸血すると副作用(発熱や発疹など)の可能性が高まるそうです。しかし、400㎖献血ですと、量が多いので混ぜ合わせる血液も少なく済み、副作用発生の可能性が低く、安全性が向上するため医療機関からの需要が高い献血の種類となっております。(下図参照、山形県赤十字血液センターHPより引用)
山形県赤十字血液センターHP 《 https://www.bs.jrc.or.jp/th/yamagata/ 》
県内各所を回っている献血バスや山形駅前の献血ルームではコロナ感染対策がしっかりされており、安心して献血ができます。
ご自身や身の回りの大切な人の命を助けるかもしれない献血に、ぜひご協力をお願いいたします。
【献血実施日】2021年2月3日(水)
【 時 間 】 13:30~15:30
【 場 所 】㈿米沢総合卸売センター
【血液の在庫量不足】16~69歳の健康な男女の63.9%が、献血に行こうと「思わない」:時事ドットコム